実りの秋!お庭で果樹を育ててみませんか?4
2019/11/11
みなさんこんにちは。
麗ガーデンさんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
今回から、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、
実りの秋!お庭で果樹を育ててみませんか?という、ご提案です。
今回みなさんにおすすめしたいのが、実りの秋に収穫できる果実の樹木、つまり果樹栽培です。
お庭を持つ喜びでもありお庭を持っているからこそ味わえる楽しみでもあるのが、
お庭に植えた植物たちによって、季節を感じ、堪能できることであると思います。
今回は、セイヨウナシ(西洋梨)についてお話していきたいと思います。
セイヨウナシ(西洋梨)は、ヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の植物および、
その果実のことを言い、日本では洋なしと言う名前でも親しまれています。
ラ・フランス、ル レクチエ、バートレットなどの品種が有名です。
日射量が多く、雨の少ない場所を好みますので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
セイヨウナシは根を深く張っていくので、よく肥えた土壌層が厚い場所に植えるのが最適です。
前回ご紹介したアケビと同様に、いわゆる他家受粉で結実するため、1株では結実しにくいとされています。
そのため、2株以上が必要になり結実をよくするためには異品種の混植が必要です。
受粉樹に関しては、幸水や豊水などの日本ナシでもかまいません。
また、同じバラ科の果樹であるマルメロ、カリン、リンゴの花粉でも受粉することができます。
土は、水はけや水もちのよいことが最重要で、それさえ整っているのであれば、よほど悪い土でない限り大丈夫です。
庭植えの場合は、夏に雨が降らず日照りがよほど続かないかぎり、水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、土の表面が白く乾燥してきたら、たっぷりと水を与えてあげる程度で十分です。
果実が病害虫の被害にあったり、果皮が傷つくのを防ぐために袋かけ6月上旬までに行います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。