実りの秋!お庭で果樹を育ててみませんか?3
2019/11/05
みなさんこんにちは。
麗ガーデンさんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
今回から、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、
実りの秋!お庭で果樹を育ててみませんか?という、ご提案です。
今回みなさんにおすすめしたいのが、実りの秋に収穫できる果実の樹木、つまり果樹栽培です。
お庭を持つ喜びでもありお庭を持っているからこそ味わえる楽しみでもあるのが、
お庭に植えた植物たちによって、季節を感じ、堪能できることであると思います。
今回は、アケビについてお話していきたいと思います。
アケビは、アケビ科の蔓性落葉低木の一種で、
淡白ですっきりしたあまさの、透明でゼリーのような実が特徴的な秋を代表する果実です。
山の近くにお住まいであれば子供の頃に山遊びをして、おやつがわりに食べていたという方も多いのではないでしょうか。
アケビというと、独特な果実のイメージばかり目立ちがちなのですが、
果皮はほろ苦く、内部にひき肉を詰めて油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど、
こちらは山菜料理として親しまれているそうです。
10㎝程度の果実は熟してくると、自ずから実が弾けて中の白い果肉が露出して見えるようになります。
このように、果皮がはじけるように破れだしたら絶好の食べごろの合図です。
アケビはつる性の植物ですので、育てるのは棚などのつるを巻きつかせるための施設が必要になります。
アケビは、いわゆる他家受粉で結実するため、1株では結実しにくいとされています。
そのため、2株以上が必要になってきます。
また、自家不結実性なので結実をよくするためには異品種の混植が必要です。
アケビと交雑しやすいとされているため、ミツバアケビなどが最適です。
逆にミツバアケビ由来の品種に対し、アケビを授粉樹として用いることもあります。
アケビは、日光に当てると良く育つとされていますので、
お庭に植えつける場所、鉢植えの場合は置き場所を、日当たりがいい場所にしてください。
水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与える程度でよく、水やりはほとんど必要ありません。
冬の時期は、アケビの休眠しますので、基本的に水やりは必要ありません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。