駐車場ではなく、お庭を住宅に4
2020/04/06
みなさんこんにちは。
麗ガーデンさんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
今回から、こちらのブログでみなさんにお話させていただきたいのは、
『駐車場ではなく、お庭を住宅に』という、毎日を有意義に過ごすための庭づくりのご提案です。
お庭を造っていただいて、“庭づくり”の楽しみや癒しを体感していただきたいです。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
前回もお話した通り、近年では地球温暖化の影響もあり、夏の記録的猛暑というのが日本だけではなく、
世界各地において、深刻な社会問題となっております。
そんな酷暑において、コンクリートというのはその性質上、熱を蓄えてしまいます。
夏の昼間にコンクリートの上をはだしで歩いて、あまりの熱さに飛び跳ねてしまった経験はだれしもあると思いますが、
真夏時にコンクリートの地面は、表面温度が60℃近く、日によってはそれ以上上がってしまうと言われております。
ただでさえ熱い夏に、熱を蓄えたコンクリートが家のそばにあっては、
コンクリートの熱で熱せられた空気が、風を伝って家に入ったり、家自体をあたためてしまいます。
こうなってしまっては、せっかくのお家での居心地も悪くなってしまいます。
その点、土の地面やグランドカバーの地面では真夏の暑さの中でも、
自然の土や植物たちが水蒸気を放出することによって、同時に周囲の熱も奪いとってくれるので、温度を下げてくれます。
そのため、コンクリートのように60℃になるどころか、地面の温度が40℃を超えるようなことはそうそうありません。
グランドカバーとは、その名の通り、植物で地面を敷き詰めるという庭づくりです。
わかりやすい例を挙げると、芝生を敷いたお庭がグランドカバーです。
お庭にある植物と植物のすき間、あるいは、そのままむき出しになっている地面の土の部分に、
踏まれても傷まない繁殖力の高い植物や、水やりなどをあまりしなくても平気な手間のかからないもの、
これらの特性の植物で覆いつくしてしまう、非常に人気の高い庭づくりです。
これらもやはり、お庭だから得ることができるメリットの一つです。
今回は、この辺で終わりにさせていただきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。