春に花が咲く樹木を庭に。3
2021/03/22
みなさんこんにちは。
今回、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、『春に花が咲く樹木を庭に。』という、
春の息吹を感じさせ、お庭を豪華に彩ってくれるのにおすすめの樹木についてのご提案です。
お庭には沢山の可能性があります。趣味に特化したものや子供やペットが遊べる家族団らんができるものなどなど。
そんな中でも、お庭に樹木を植えるというのは庭づくりの定番として古くから愛されています。
また、樹木は草花などに比べるとメンテナンスに手間とお金がかからないというメリットもあります。
なので、春におすすめの樹木をご紹介していきます。是非参考にしていただきたいです。
今回は、公園の木や街路樹として親しみ深く、庭木としても非常に人気の高いハナミズキについてお話していきます。
ハナミズキはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、ハナミズキのほかにアメリカヤマボウシと呼ばれることもあります。
もともとはアメリカが原産の樹木で、アメリカの親日家たちにサクラの苗木を送ったそのお返しとして日本にやってきました。
花期はちょうどサクラが散り終わったあたりの4月下旬から5月上旬で、白色や薄いピンク色の花をつけます。
原産国のアメリカでは、日本のサクラ前線のように春の終わりにハナミズキの開花が移動する模様をハナミズキ前線と言ったりしているそうです。
春だけでなく秋には紅葉や赤く熟したかわいらしい果実も実らせ、とても鑑賞しがいのある樹木です。
公園の木や街路樹にハナミズキがよく用いられる理由として、自然に樹形が整う性質が挙げられます。
そのため庭木のシンボルツリーとしても愛され、また育てやすい樹木であることも人気の要因です。
ハナミズキは日当たりのよい適度に乾燥している場所を好み、土もやや乾燥気味の水はけと通気性の良いものを好みます。
水やりはほぼ必要なく、夏場などに土の表面が乾いた時に水をあげる程度で結構です。
むしろ上述の通り乾燥気味の土を好みますので、あまり水をやりすぎるとかえって不健康になってしまいます。
サクラのようには大きくなりすぎませんので、さまざまなシチュエーションに対応できますし、鉢植えでも育てられますのでおススメですよ。
みなさんのお庭にもハナミズキいかがでしょうか?
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。