春に花が咲く樹木を庭に。2
2021/03/15
みなさんこんにちは。
今回、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、『春に花が咲く樹木を庭に。』という、
春の息吹を感じさせ、お庭を豪華に彩ってくれるのにおすすめの樹木についてのご提案です。
お庭には沢山の可能性があります。趣味に特化したものや子供やペットが遊べる家族団らんができるものなどなど。
そんな中でも、お庭に樹木を植えるというのは庭づくりの定番として古くから愛されています。
また、樹木は草花などに比べるとメンテナンスに手間とお金がかからないというメリットもあります。
なので、春におすすめの樹木をご紹介していきます。是非参考にしていただきたいです。
今回は、日本の春の花の代名詞であるサクラについてお話していきます。
サクラはバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹の総称であり、日本と日本人の精神性を象徴する花でもあります。
一般的に春に桜色と表現される白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、春の訪れを告げる役割を果たしています。
古来より日本人に愛されてきたサクラなのですが、庭木にするには難易度が高く初心者にはなかなか難しいかもしれません。
その理由として木が大きくなりすぎてしまうという点が挙げられます。
かといって、剪定しようにもサクラは傷口が傷みやすいことで有名です。
事実として、台風などで太い枝が折られた後を放置しておくと、
その傷口から腐り始め最終的に樹木全体が枯れてしまうこともあるそうです。
ですが剪定をしてやらなければ、散った花や落ち葉、折れ枝の掃除が大変になりますし、
お隣さんの庭まで枝が伸びてしまったり、これまた散った花や落ち葉、折れ枝が侵入し近所迷惑になってしまいます。
また、枝葉があまりに旺盛に生い茂ってしまうと家に光が差し込まないなんてことにもなってしまいます。
そのため剪定作業をするのですが上記のようにこれが難しく、枝を間引く際には注意が必要になります。
その他にも、根が広がりやすいことや害虫につかれやすいという特徴もあります。
かなり手入れが難しい樹木という印象なのですが、それでもサクラを庭木に取り入れる方というのはいらっしゃるようです。
春先の心地いい陽気の中で自分のお庭にサクラが満開に咲いているというのは、やはり格別の眺めだとのことです。
難易度は高くともその分、得られるものも大きいということなのでしょう。
日本の春の象徴サクラ、みなさんのお庭にもどうでしょうか。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。