茨城県結城市にお住まいのS様に取材をさせていただきました!
茨城県結城市 S様
今回は茨城県結城市にお住まいのS様に取材をさせていただきました!
―ではまず最初に、今回のご依頼主であるSさんと、山口さんとのご関係性をお伺いしたいと思います。
奥様様
はい。山口さんの奥さんと私が中学校からの同級生で、山口さんとも高校ころから、私が知り合いだったんです。
―この家はいつ頃建てられたものですか?
旦那様
そうですね、3年ほどになります。庭については半年遅れて作ったんです。山口さんにお願いするきっかけは、自宅を建てたさいに、庭をどうしようかなと考えていたんですが、妻が山口さんと知り合いということもあったので、庭造りをしてもらえますか?とお願いして引き受けてもらったんです。
―学生時代のときと比べて、庭造りしているときの山口さんの仕事ぶりはどうでしたか?
奥様
驚くらい違いましたね。庭造りの仕事をお願いする前までは、友達という関係もあったので、ちょくちょく家のことについは相談していたんです。でもそのときの内容はふわっとしていたんですよ(笑)でも、この仕事を始めてからはすっかり変わったみたいで、きりっとした表情になりましたし、とてもまじめな仕事ぶりで、ほんとうの職人さんみたいでした。学生時代のときと比べると、庭を触っているときはほんとうに見たことのない顔つきをしていましたね
―旦那様は、山口さんに庭をお願いするさい、ここはこうして欲しいようなこだわりはありましたか?
旦那様
実はこれといった要望は出していないんです。すごく大まかに、芝生の大きさはこれくらいで、門柱はこんな感じで…といったように大雑把な案を伝えたんです。でもいざ庭造りが始まると、すごく具体化されたものになっていて、私が山口さんの作業されていた庭へ何度も立ち寄ってみたんですが、自分のイメージ通りというか、そのイメージ以上のものが作られていて、最終的には満足できるような仕上がりになっていて…その時はほんとおまかせしてよかったなと感じました。
―奥様はなにこだわりを持たれていましたか?
奥様
私もとくにはなかったんです。希望として芝生を一か所入れてほしいとか、ウッドデッキはつけてとか、伝えて後はおまかせしますと…そしたら、山口さんのほうから、「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」「こういうのはどう?」といったように、私が言ったことに対して図面や絵を使用して積極的な提案をしてもらったんです。私が分からないような専門的なことも「この材質のほうが安くできるよ」「こっちのほうが雰囲気をあうよ」とか、分かりやすい提案で説明してくれたんです。なので、結局ほとんどおまかせしたみたいなものですね。
―このインタビューの前に、ちらっとお庭は拝見させていただいたんですが、自然石がつかわれているんですね。あれは山口さんからの提案ですか、
旦那様
そうです。端的に「こっちのほうが庭全体の雰囲気にマッチしているよ」と
―この庭に対してお子様の反応はどのようなものですか?
旦那様
芝生は嬉しがっていました。砂利や駐車場ではないので、芝生で遊べるのがほんとうに楽しそうにしていましたね。
―庭を作られてからこれまでの間使用してみて、ここがすごく気に入っているというような場所はありますか?
旦那様
芝生ですかね。あっ、でも門柱からのアプローチまでの御影石はほんとうに気に入っています。リクエストはとくにはしていなかったんですが、山口さんが提案してくれたんですよ。
奥様
ウッドデッキについても、最初は自分でも作れるような簡単なウッドデッキにしようかなって考えていたんです。その話を山口さんにして「自分たちでやってほうが安かったりするの?」とか「ネットで調べて写真をみせて、私たちもこんな風な感じにしてみたいんだけどな」と相談していたら、山口さんがそれをみて、「こういう風がいいんだね、ウッドデッキまで続く石畳とかがあるといいんじゃない」というようにすぐ私たちに提案してくれたんです。「ウッドデッキに木だけを使用すると腐ってしまって、後々のメンテナンスが難しいから、タイルを使用すると掃除が楽になるよ」といった感じの具体的な提案もしてくれました。
旦那様
あとは玄関を降りてすぐのところにある大きなステップ。あれも気にいっています。ステップに関しては山口さんがどうしても置かせてほしいと逆に提案されたくらいなんです。
―そうねんですね。芝生のメンテナンスについてはどうですか?
旦那様
芝生のメンテナンスは正直大変です。芝生の草は、綺麗に刈り揃えれば横に横に伸びていくのですが、とくに夏になると芝生の草が上に上に伸びていってしまうんです。うちの場合はそこまで芝生の面積がないものですから、とてもメンテナンスが難しいとまではいいません。ただ、手入れすることで綺麗になるという喜びはあります。
―山口さんのなかでは“綺麗なお庭を造りたい”というのはもちろんですが、“メンテナンスし易い庭”という側面も重要視して、両方をとりいれた庭造りを提案していきたいというお話をしていましたからね。では最後の質問になりますが、山口さんにまかせて率直な感想をお聞かせ下さい。
旦那様
私は正直、すっごく気に入っているんです。なので、間違いなくよかったなと思います。この庭に関しては、嫁の知り合いということで、これも一つの縁ででつながったことなんですが、そういう方にお願いができた喜びプラス、自分の希望のものができたのということが本当によかったです。
もし今後誰かの庭を作るときにも、山口さんであれば、“自分のなかで決して妥協しない庭造り”をしてくれると思いますし、職人として、たしかな筋や腕もあるので、材料なり施工なり、いろいろと提案してくれると思うんです。山口さんは庭に関して言えば、おそらくお客様に対してお勧めができるパターンをいろいろもっていると思うんです。
奥様
私も満足しています。自分がこうしたいという漠然なものであっても、私たちにいろんな提案をしながら形にしてくれる。たとえ雰囲気だけを伝えても、デザインをさささと書くほど頭にパターンがあるだと思います。ほんとうにお任せしてよかったです。
―今回は取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。