外構は駐車場だけじゃなく、お庭にしませんか?3
2019/12/09
みなさんこんにちは。
麗ガーデンさんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
今回から、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、
外構は駐車場だけじゃなく、お庭にしませんか?という、庭づくりのご提案です。
もしも、ご自宅に不要なスペースがあるのであれば、いっそうのことお庭を造ってしまってはいかがでしょうか。
お庭を造っていただいて“庭づくり”という、一戸建て住宅だからこそできる楽しみや癒しを体感していただきたいです。
今回も前回に引き続き、さまざまある庭の効果や役割についてお話していきたいと思います。
庭には、暑さ寒さの温度を調節してくれる機能もあり、快適な生活を演出する役割があります。
落葉樹など、樹木の種類とそれを植える場所とをうまく組み合わせ設計すると、
夏には、強烈な日差しを和らげてくれる木陰を作りだし、お家に入る風がひやされますので、温度上昇が防げますし、
冬には、夏に茂った葉が落ちて、暖かい日差しをさえぎることなくお家に入れてくれますのでポカポカできます。
実際に風と光を調節することによって、屋内の体感温度を2℃3℃変えることができるそうです。
これが、駐車場のようなコンクリートをただ敷き詰めるだけのような外構工事では、そうはいきません。
夏場においてはコンクリートが照り返す太陽の熱を逃がさず吸収してしまい、
それによってお庭どころか、夏だと言うのにお家全体がさらに熱くなってしまいかねません。
普通の土の地面や芝生の地面では真夏の暑さの中でも、
地面の温度が40℃を超えるようなことはそうそうえありません。
自然の土や植物たちは、性質として水蒸気を放出しますので、
その時に、同時に周囲の熱も奪いとってくれて、その結果温度を下げてくれるためです。
ですが、コンクリートは熱を蓄えてしまう性質があるため、
真夏時にコンクリートの地面は、表面温度が60℃近く、日によってはそれ以上上がってしまいます。
ただただ無造作にコンクリートを流し込むだけの、判で押したような外構工事ではなく、
この機会に、庭づくりを一度お考えになってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。