春に花が咲く樹木を庭に。4
2021/03/29
みなさんこんにちは。
今回、全五回に分けてみなさんにお話させていただきたいのは、『春に花が咲く樹木を庭に。』という、
春の息吹を感じさせ、お庭を豪華に彩ってくれるのにおすすめの樹木についてのご提案です。
お庭には沢山の可能性があります。趣味に特化したものや子供やペットが遊べる家族団らんができるものなどなど。
そんな中でも、お庭に樹木を植えるというのは庭づくりの定番として古くから愛されています。
また、樹木は草花などに比べるとメンテナンスに手間とお金がかからないというメリットもあります。
なので、春におすすめの樹木をご紹介していきます。是非参考にしていただきたいです。
今回は、あざやかなピンクと白色が春のお庭を彩るハナモモの紹介をしていきます。
ハナモモ(花桃)は、バラ目バラ科モモ属に属する中国が原産の落葉低木のことです。
花を観賞するために改良されたモモで、花つきがよいため、主に庭木などに利用されています。
いわゆる果実を食用とする果樹のモモと、花を観賞する花木として扱うハナモモは、
それぞれの目的の違いで区別できるように分けられていますが、両者に植物学上の差異というのはほとんどないようです。
その証拠にハナモモも果樹のモモ同様に秋口に実を付けますが、あくまで観賞用のモモですから食用には向いていません。
サクラと同じ仲間なので、花期はサクラ同様の3月末から4月となり基本種は淡い正に桃色をしています。
開花すると香りを放ってくれるので、春の到来を香りで知ることができるのがうれしいところです。
ハナモモは耐寒性・耐暑性ともに強いという特徴があり、初心者でもチャレンジできる樹木です。
日当たりのいい場所を好むので、できるだけ日向に植え付けるようにしてください。
水やりは夏場以外は必要なく、夏場に土が乾燥してきたら朝や夕方など涼しい時間帯にたっぷりと水を与えてやってください。
モモというのは古来中国では災いを除き、福を招くとされている非常に縁起のいい樹木です。
日本でも弥生時代からあったそうで、脈々と日本の風土に親しまれ日本人に愛されてきた花木です。
なのでそんなハナモモをお庭に欲しいとお考えの方、わからないことがあれば何でも麗ガーデンさんにご連絡してみてください。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。