外構工事を頼むときに20代男性が考えるポイントとは01
2018/02/18
みなさん、こんにちは。
岐阜ラボライターの小池です。
今回は自分の立場から、外構工事に関するポイントをいくつかご紹介させていただきます。
多くの20代の方にとって、外構工事はあまり身近なものではなくイメージが湧きにくいと思います。自分もまったく思い浮かびませんでした。（笑）しかし、お庭が好きで興味がある人は少なくないのではないでしょうか。
そこで具体的なポイントの前に、はじめにお庭の外構工事の役割についてご紹介します。
まず、近年リフォームの需要が増加してきている中で、今まで暮らしていた住まいから離れることなく比較的安い費用で外観を変えることができます。
そして、お庭を整えることで玄関の防犯対策としての機能も果たします。以前は侵入されないように高い塀などを作ることが多かったようですが、最近では逆に高い塀で死角があるとかえって危ないと言われています。
そしてお庭自体の効果として、子供の情操教育を高められるということも期待できます。
20代で子供のことと言うと、少々時期尚早な感じもするかもしれませんが、早いうちから気にかけておくことはとても大切だと思います。
最近では、土いじりや裸足で土屋芝生の上を歩くことが重要視されています。土を直に触ることで脳の発達が促され免疫力がつく、といった研究もあるようです。
そんなさまざまなメリットのある外構工事を検討するにあたり、まず気になるのは「費用」ではないでしょうか。
外構工事自体がとてもフレキシブルなものなので、自分の予算にあった額で行えるという面もありますが、やはり具体的な金額の目安を把握しておきたいですよね。
結論からすると、一般的に “建築費の1割程度” と言われています。もちろん敷地の広さや設備の程度によっても大きく変わってきますが、それなりの工事をしようと思ったときに見積もる額としては、この計算法が一番バランスがいいと言われています。
費用に関して知っておかなければならないのが、「擁壁」です。道路から敷地が少し高くなっていて、その上に建物が建てられる場合、もしくは隣り合った敷地に高低差がある場合には、崖や盛土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために壁が必要になります。この壁を「擁壁」と言いますが、この高さが1m違うだけで、かかる費用が高いと数百万円違ってきてしまいます。あらかじめこのことを計算に入れた上で予算を組むことが重要です。また、20代で持ち家を持っている人はごく一部だと思いますので、マイホームを購入する際に、後々外構工事も考えられている方は擁壁のことも考慮してマイホーム選びをするといいかもしれません。
ここまで費用の話ばかりで少々外構工事に現実味がなくなってきてしまったかもしれません。（笑）この記事を読まれている方の多くが20代だと思いますが、一番重要なのは予算を今の段階で限定してしまうことではなく、おおざっぱに費用を知った上で自分の理想のイメージを明確にしていくことだと思います。そして、その理想は時間が立つにつれて変わっていくかもしれません。ご自分の服の趣味などを考えていただくとわかりやすいと思いますが、昔と今と着ている服の雰囲気は変わっているのではないでしょうか。服は後からでもすぐに修正が効きますが、お庭の場合にはそういうわけにもいきません。
実物を自分の目でみるのが一番だと思いますが、それではやはり数に限界があります。インターネット上に、さまざまなお庭のモデルが公開されていますので、まずはたくさん見て自分がどういうものをつくっていきたいかを考えることからはじめてはいかがでしょうか。
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